TWSBI Everyday

2020/07/14 13:36

インク染みだらけの綿布(コットンクロス)の写真をのっけから掲載する無粋、ご容赦ください。
実はこれは私がペンを水洗いしたり、吸入したインクの余分を拭ったりする時に使う綿布です。元々はさらしとして使っていて、古くなったものを万年筆用として再利用しています。

皆さまはペン先の余分なインクを拭うとき、何を使っておられますか?
ティッシュペーパーなど、紙を使っておられる方はいらっしゃいませんでしょうか?

今回のブログでお勧めしたかったのは、こうしたペン先に残ったインクの拭き取りには、古くなったハンカチやさらしなど、撚り(より)のしっかりしたフワフワでないコットンをお使いになってくださいということです。

インクを入れ終えた直後、ついつい手元にあるティッシュでペン先を拭いてしまいがちですが、ティッシュペーパーは細かな粉末状の粒子を練って造られており、ちょっとした摩擦でほぐれて微粒子が発生します。これがペン先と裏にあるフィーダー(ペン芯)の間などに入り込んでしまい、インク詰まりの原因となることがあります。いったん微粒子が奥に入り込んでしまうと、自分ではなかなか取り除くことができません。結果としてご愛用のペンの書き味を劣化させてしまうことにつながります。

しっかり縫い込まれた綿布ですと、ペン先を拭くくらいでは微粒子は発生しませんので、安心して使用できます。しっかりインクを吸ってくれますし、水洗いをすれば、何回でも使用できます。エコ対策としてもバッチリですね。

ご愛用のTWSBI、万年筆を長く快適に使っていただくために大切だと思うことをお伝えさせていただきました。ご参考になればうれしいです。